「伊藤病院」閉院
■癒し系病院として皆さんに愛された医療法人誠仁会「伊藤病院」は、2014年6月1日に閉院しました。
■日本初の腹腔鏡手術を行い、わが国のリーダー的存在だった伊藤病院の腹腔鏡下手術は伊藤將史医師退職に伴い「いとう女性クリニック」に継承された。 カテゴリ
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女性労働者を守る法律は、「労働基準法」と「男女雇用機会均等法」があります。
「労働基準法」では「産前6週から産後8週とその後の30日間は解雇してはならない。」と定められていますので、「妊娠中にもかかわらずよく頑張ってくれました。いよいよ産休だから、この機会に退職されては如何ですか?」と言われても、「NO!」と言えるのです。それどころか、産休も貰えますし、一年以上の勤務実績があると最長子どもが1歳になるまで育児休暇もとることができます。 では、妊娠初期や中期に職を失う危機がきたときはどうでしょうか? これ対して「男女雇用機会均等法」の8条3項というのがあって、「女性労働者の結婚、妊娠、出産、産後等を理由に解雇してはならない。」とされています。つまり、雇い主は、あなたが妊娠したからといって解雇することはできない訳で、極端な例としては、あなたが成績が悪く(悪意ではない)解雇を予定されていても、妊娠してしまえば企業は解雇の通告ができないのです。 #
by Dr_M_Itoh
| 2005-07-31 23:50
| 妊娠と分娩
今回は少しかたい話を・・・。 妊娠したが働きたい・・・、でも、仕事は続けられるのでしょうか?
妊婦さんとお話していると、「妊娠したので職場に迷惑をかけるので退職することにした」とか、「妊娠を職場で告げたら何となく上司から退職を勧告され自己退職することになってしまった」という話を聞きます。果たして、これらは正しい判断でしょうか? 結論を申せば、妊娠によって女性が職を失うことはありません。つまり、妊娠中の女性労働者を解雇することは企業の法律違反になります。 権利の悪用は困りますが、本当に仕事もしたいし、子どもも産みたいと思っている女性は、次のような法律で保護されていますから、ぜひ参考になさってください。お困りであればメールください。具体的な相談に乗ります。 #
by Dr_M_Itoh
| 2005-07-31 23:47
| 妊娠と分娩
なんだかんだしているうちに、梅雨が明け、7月も後半になりました。
昨日、気が付けば家の前の公園で蝉がうるさく鳴いているではありませんか! 傍らを歩いていた中学2年の長男に向かって、 「蝉が鳴き出したんやなぁ・・・。」と話すと、 「もうとっくに鳴いてるでぇ。7月の初めから鳴いてるでぇ~、1、2匹だったけどな。」と。 子どもって、やはり感性が鋭いのだなぁと感心しながら、 「よう、気付いてたな。おまえがちっちゃい時、蝉や地虫(蝉の幼虫)を沢山採ってたさかいな。 お父さんは忙しくって、蝉が鳴きだしたのに今日まで気付かんかったわ。」と言うと、 「僕も小学校6年の時は塾が忙しくって蝉がいつ鳴いてたか知らんかったで・・・。」と長男。 うーん、小学生でも忙しい時は頭の中が真っ白になっているんだなぁ・・・と再認識。 ・・・でも、ちょっと複雑な心境で。 #
by Dr_M_Itoh
| 2005-07-23 23:44
| ひとりごと
お産の疲れが取れないまま、7月14日~16日まで宝塚で日本産婦人科内視鏡学会があり、スタッフとして参加してきました。認定医制度が発足して3年目を迎え、若手先生方は認定医取得のための論文や学会発表のノルマを克服すべく発表演題が増え、年々盛大になってきているのを実感しました。
また、今年も新しい認定医が認定されました。外科も泌尿器領域も認定医合格率は60%前後と記憶していますが、婦人科も同じような合格率でした。私も認定審査をお手伝いしていますが、審査委員たちの意見は「認定医の人数を増やしての普及は勿論大切だが、患者さんに安全で責任のある手術が提供できる医師を厳選していこう」というものでした。 ♪ 私は、運営スタッフ(ボランテイア)であることや、審査委員会、評議員会、座長などのノルマがあり、会場の宝塚ホテル内に会期中は缶詰でした。もっとも、スタッフとは名ばかりで、勝手に自分の興味ある会場に行って発表を聞いておりました。「会長の伊熊先生、スタッフの仕事をせず、すみませんでした・・・。」 ♪ 今年は、若い先生方が積極的に発表するようになったことが印象的でした。今回の会長である伊熊先生、そして東大の堤先生や私などが、初めて手術的腹腔鏡を学会発表してから、すでに15年以上の月日が流れていました。・・・感激。 #
by Dr_M_Itoh
| 2005-07-22 23:41
| 腹腔鏡下手術
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皆さん、ご無沙汰です。6月末~7月中旬までどういう訳か難産の方が多く(何故か集中して発生します)、へとへとに疲れておりました。中には4,000グラムをゆうに越えるデッカイ赤ちゃんも産まれて・・・。
難産の待機中に、その後に予測される危機(リスク)を如何に回避しようかと、「戦略」をじーっと思案している時は、陣痛や胎児心拍数の変動に敏感に反応して、胃が痛くなります。明らかに自分の家族の時より気を遣います。・・・産婦人科医は短命です。 でも、胃に穴があくような思いをしても「難産」という言葉は嫌いではありません。 難産を乗り越えて元気な赤ちゃんが生まれてきたときの感激は、ご家族とともに産科医やそのスタッフしか味わえない類いのものです。うまく言えませんが、「深い縦穴に落ち込んだ子どもが、傷付くことなくレスキュー隊によって無事救出された」という素晴らしいニュースってありますよね。子どもが助けられた時、これまで固唾を呑んで見守っていた周りの観衆からドッと拍手が沸くのが常ですが・・・。 我々は難産のあとに拍手こそはしませんが・・・、心のなかはそれに似た安堵感で満たされます。お母さんの産道内で何らかの理由で苦しんでいる赤ちゃんを無事この世に導くこと、・・・それが産科医の使命です。 気が付いたら梅雨が明けていました・・・。 #
by Dr_M_Itoh
| 2005-07-22 23:37
| 妊娠と分娩
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