「伊藤病院」閉院
■癒し系病院として皆さんに愛された医療法人誠仁会「伊藤病院」は、2014年6月1日に閉院しました。
■日本初の腹腔鏡手術を行い、わが国のリーダー的存在だった伊藤病院の腹腔鏡下手術は伊藤將史医師退職に伴い「いとう女性クリニック」に継承された。 カテゴリ
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by Dr_M_Itoh
| 2005-11-21 22:38
| ひとりごと
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Comments(3)
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by Dr_M_Itoh
| 2005-11-20 00:22
| ひとりごと
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Comments(0)
久しぶりに妊娠22週の破水が起こった。羊水の漏れは何とか抑えらたが、予断を許さないので京都府立医大周産期センターに母体搬送となった。
切迫早産と診断することは日常診療でよくある。お腹が張ったり、痛みがあったり、子宮頚管が緩んだりと症状は様々だ。これらは的確な処置のもと安静にしていれば何とか正期産まで頑張れることが多い。 しかし、「破水」は別だ。 赤ちゃんを包む卵膜が破れ羊水が漏れ出してしまうから、陣痛が起こり早産に至るか、そうでなければ羊水が少なくなった子宮の中で胎児は生命の危機にさらされる。 外部から細菌が進入し羊水感染を起こすこともしばしばである。 残念ながら、一度破れた卵膜は修復されないから、結局のところ、破水が起これば近い時期に分娩にならざるをえないのである。 こうした状況のなか、現在の破水に対する医療は、羊水感染を抑えながら、羊水の漏れをできるだけ少なくして、子宮内の良い環境を一日でも長く維持し、胎児の成熟を図ることである。子宮内環境が悪くなれば、胎児にできるだけストレスをかけないで(帝王切開が選択されることが多い)速やかに分娩させ、保育器のなかでその後の成長を促すことになる。 いわゆるNICU治療である。 NICUでどの程度の未熟児が元気に成長することができるのだろう? 正直なところ、妊娠26-28週で体重が1000グラム以上の赤ちゃんであれば、なんとか良い予後を期待できるようになった。しかし22-24週、体重500-800グラムの未熟児はなお厳しい状況であると聞く。 妊娠中期は安定期といわれ、ゆったりと妊娠生活を楽しめる時期でもある。しかし、この時期の「破水」はご本人や家族はもちろん、産科医や小児科医にとって大変厳しいものがある。 #
by Dr_M_Itoh
| 2005-11-15 22:57
| 妊娠と分娩
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by Dr_M_Itoh
| 2005-11-07 00:39
| ひとりごと
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今年も紅葉になる前の街路樹や公園の木の剪定が、市内のあちこちで始まっている。早いところでは9月からだった。青々とした葉っぱをつけた大きな枝が、まるで樹木を切り倒すように、電気ノコギリでバリバリと切り落とされ、フライドチキンの鶏ガラのようになってしまう様は、見ていて辛く、また腹立たしいものがある。 植物学的に樹木の剪定は必要な処置らしいが、紅葉が済んで落葉してから剪定が木にはいいらしい。
これから銀杏が美しい色をつける時期に入る。毎年、鮮やかな黄色に染まった街路樹に心を癒されていると、ある日突然に、寒々しい鶏ガラの並んだ光景に変わるのを経験する。 昔は、京都の街並みがそんな殺風景な光景に変わるのは年の瀬が押し迫った師走の出来事だった・・・。 僕のことだから、以前に、この件に関して行政に問い合わせたことがある。公園緑地課だったかの担当者が言うには、「もちろん剪定は遅いほど樹木には良いが、市民から落ち葉が大変だから早く切ってくれとの苦情がすごいので切らざるを得ない。」らしい。そして、その担当者はこうも付け加えた。「苦情1000件に対し、紅葉を切らないでという要望は数件しかない。この比率が変われば対応も変わる。」と。 ・・・うーん、本当にそうだろうか? 選定の契約が例年民間業者と交わされていて、スケジュールの前倒しで、バッサ、バッサと仕事が片付けられていくだけのように思えてならない。 東京都や大阪市、神戸市は紅葉の街路樹をうまく残して、年末までの街を豊かに演出している。世界の観光都市「KYOTO」の行政も、やる気があればできると思うのだが。 桜の花吹雪は風情があるが、銀杏の葉っぱは所詮「臭い迷惑なゴミ」なのだろうか。 もし、桜の花が咲く前に桜が鶏ガラになったら・・・・、市はどう対応するのだろう?! #
by Dr_M_Itoh
| 2005-11-05 01:29
| ひとりごと
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