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次の話題はNAVI。
車の純正NAVIが旧くて操作しにくいので、最新の携帯NAVIを追加装着した。
ワンセグも見れるパナソニックのストラーダという製品で評判は上々らしい。
だが、実際に走ってみると最新型のくせに反応が鈍い。
リルート検索なんかは30秒もかかる。首都圏の高速道路などでは反応の遅さは致命的で、リルートが表示されたときにはもう修正が効かなく、さらに流れのまま走るしかない。で、またリルートをすることになる。
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『リルートを開始します』 ・・・・・・・
『次の分岐点を、ん?・・・リルートを開始します』 ・・・・・
『次、○○出口、左、ん?・・・・リルートを開始します』 ・・・・・
もう、いい加減にせい! 高速を降りるのか、降りないのか??
NAVIに気を取られていたら、緑の道路標識までも見逃してしまった・・・あ~ぁ。
高速道路はトンネルに入り、さらに複雑に分岐する・・・。
必死で流れについて走行した。
すると
、『GPSを受信出来ません』と。
・・・わっ、わかっている! ちょっと黙っておれ!
『GPSを受信しました。・・・・リルートを開始します』 ・・・・・・・・・
『次、△△出口、左です。その先、右です。右です・・・』
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ふーっ! 逃げるように一般道に降りて、路肩に車を止め、旧い純正NAVIも同時に作動させた。純正NAVIは走行中には操作できないからだ。
ストラーダの若い女性の声より、やや落ち着いた年増(失礼!年配)女性の声で純正NAVIは
【ルート案内を開始します。次の信号、△□を、右折です】と告げた。
ストラーダは、若い声で
『次、△□を右です。その先直進です』と話している。
よし! 二人の良いところを選択して走ろう!
【5キロメートル道なりです】
『この先5キロメートル直進です』
二人とも意見の一致をみている・・・。
だが、すぐに二人は異なる案内をしはじめた。
【次、高速出口、左です。その先、さらに左です】
『次、直進です。3キロメートル道なりです』
どっ、どっちだよ・・・? 道路標識はまだだし・・・。
速度が落ちた私のバックミラーには大きなトレーラーが迫ってくるし、隣の車線にはダンプの横っ腹が・・・。 迷っているうち、またまたでっかい標識は見落とした。
もう頭の中はぐちゃぐちゃ・・・。
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『リルートを開始します』 ・・・・・ おっ、お前、またかよ!