「伊藤病院」閉院
■癒し系病院として皆さんに愛された医療法人誠仁会「伊藤病院」は、2014年6月1日に閉院しました。
■日本初の腹腔鏡手術を行い、わが国のリーダー的存在だった伊藤病院の腹腔鏡下手術は伊藤將史医師退職に伴い「いとう女性クリニック」に継承された。 カテゴリ
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久しぶりに腹腔鏡手術のお話を。
伊藤病院のリニューアル工事も仕上げ段階に入り、日常診療には以前にも増して忙しくなってきた。 お産はどういうわけか4月、5月は月30人以上の予約があり、当院のモットーである 「一日お一人」のペースを上回っている。忙しい事はありがたいのだが、定員オーバーの せいで、皆さんにご迷惑をかけぬよう留意したい。 腹腔鏡手術においても、工事以前のペースが戻ってきた。 これまで長い間順番を待っていただいた患者様が多数おられ、 このコラムを借りてお詫びとお礼を申し上げたい。 現在、原田先生、松本先生、棚瀬先生、加藤先生、佐々木先生などにもお手伝いを 願って、これまで以上のペースで手術を行っている。 先のブログでも述べたが、ISGE(国際婦人科内視鏡学会)に参加して、 あらためて認識したことは、腹腔鏡手術が一定のレベルで提供できる医師は まだ依然少ない。 そんななか、大阪中央病院は伊熊先生、松本先生他若手の先生を揃え バリバリと腹腔鏡手術ができる環境になってきた。伊藤病院を頼ってこられる 阪神方面の患者さんには、大阪中央病院を紹介をさせていただくこともある。 もともと中央病院の院長は外科腹腔鏡手術で有名な大橋先生だから、外科や泌尿器と 協力しながら、重度な患者さんにも対応できるからだ。勿論、松本先生の技術にも 全幅の信頼をおいている。 これまで阪神地域には腹腔鏡手術施設が少なかったから、大阪近郊の患者さんは ラッキーだろう! 今後、手術件数では、東の順天堂大学、西の大阪中央病院が伸びていくことになるだろう。 (なお、癌に関しては、倉敷成人病センター、富山県立中央病院が抜きん出た実績を 残している。) 一方、京都市内では、腹腔鏡手術ができる病院がひとつ減っってしまった。 京都医療センター(旧国立京都病院)の杉並先生が辞され、奈良の高の原病院に 移られたためである。内膜症の大家である杉並先生が京都におられなくなったことは、 寂しい思いである。読売新聞の「病院の実力」によると、京都では佐伯医院と伊藤病院だけになってしまった。患者さんは地獄耳で、すでにこの状況をご存知の方が多く、当院を来院される患者さんが多くなった。このため、待ち期間が長くなってご迷惑をおかけしている。 当院では、これまでは1週間に2例(年間96例)の腹腔鏡手術に制限していたが、 かかる状況をうけ、今年は手術枠を1.5~2倍に増やしたいと思っているので、 どうかご理解を賜りたい。(これ以上は私の体力と病院の形態からして無理が生じる。) 今回は、かたい話になった。私の頭は軟らかいからご安心を・・・。
by Dr_M_Itoh
| 2007-04-11 19:58
| 腹腔鏡下手術
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Comments(4)
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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先日婦人科の先生から「出産をお考えであれば皮様脳腫摘出手術を早い段階で受けられた方がいい」と言われました。脳腫の大きさは、現在5cmだそうです。最近結婚して東京から大阪に引っ越してきたので、どの先生に手術をお願いすべきなのか悩んでおります。お薦めされる先生のお名前、病院名と連絡先を教えて頂けませんか。
10月の末に海外挙式を予定しておりますが、それを考慮した場合、手術はいつ頃受けるのがよろしいでしょうか。アドバイスお願いいたします。
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皮様嚢腫の手術は比較的簡単なので、どこの施設でもやってくれると思います。腹腔鏡下手術がご希望であればその旨を担当医に仰って、相談してください。このブログでは、私の知り合いの先生の名前は実名で書きますが、どこの病院がよいということは申し上げられません。
(最近はどこでも取り組んでいるようですから・・・)
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