王監督の腹腔鏡下手術では、慶応大学の消化器内視鏡チームが手術を担当し、無事、すばらしい結果を出したと報道された。
しかし、実情は日本の宝である王監督の手術を何としても成功させるべく、全国からカリスマ外科医が召集され、学閥を越えたプロジャクトチームが組まれたらしい。 このことは治療側(医師団)は記者会見で公表したが、取材したマスコミは何故かこの部分を割愛し、慶応大学チームの名前を前面に出した。
慶応の北島グループの方がニュースとして耳障りが良かったのだろうか・・・。
慶応のとある先生は取材された事実をそのまま報道して欲しいと言っていた。
「名医」の欄で指摘したが、今回の場合では、名医集団は慶応チームということになる。
しかし、実際の執刀医は慶応のスタッフではない。「真の名医」として名前を知りたいところだが、マスコミは自身の判断で報道しなかった。・・・。
きっと、「有名」な医師が「名医」であったほうが、マスコミは好むのだろう。