「伊藤病院は助産師、看護師が綺麗で優しい」と定評のあるところですが、他方、ハード面では経年変化があちこちにみられるとご指摘を、ここ数年いただいてきました。
昭和の時代、ホテルのような当院でお産をされたお母さん(新おばあさん)は、実娘のお産に立会い、 「伊藤病院も私の時とちーっとも変わっていなくって、当時のまま!」と懐かしそうに仰ってくださいます。 お産を取り上げた赤岩師長が挨拶に伺うと、「まぁ~、婦長さん! お若くって、昔のまま、ちーっとも変わってらっしゃらないですね~ぇ! あの時の娘です。どうか、よろしくお願いしますぅ・・・。」と目を細めてよろこんでいただくのですが・・・。
しかし、昔のままということは、丁寧に扱ってきても旧態ということで・・・。
私たちは、ナイスミドルのようにうまく歳を重ねたつもりではいるのですが、病院を利用される皆様には少なからずご不自由をおかけしてきました。 このたび、皆様に快適にお過ごしいただけるよう模様替えを予定しています。来年正月以降のお産の方はどうかご期待ください。