連休の朝、綺麗な青空がのぞいたので京都市左京区の奥、静原に出かけました。八瀬、大原から静原、静市に抜ける道で、交通量の少ない約30分ほどのミニドライブコースです。
大原から峠を越えて静原に降りてきたところに、1キロほどの見通しのよい直線道路があり、よくここで、旧車のテストをするのですが、当日も数日前に交換したブレーキマスターシリンダーという部品(これも旧いもの)の調子を診たく、ブレーキのテストをしました。
一旦停止して(前後に車が来ていないことを確かめて)、70~80キロまで急加速して急減速し、停止するというものです。
テスト途中、変なおにいさんが、畑の土手から道路に首を出して座っていました。「この辺ではあまり見ない風体だな」と思いつつも、テスト続行。計3回ほど行いました。
「ふむ、35年も前の車にしては、片効きもないしOK!」と自己満足しながら、停車。ブレーキ液を確認し、タンポポにカメラを向けていると、2、30メートル先の道路わきの物陰から、数人の警官が赤旗もって道路に飛び出してきました。
「うわっ! お、おれが・・・何をした?」
警官たちは、私の車を追い越していった白いワゴン車を指差しながら、「ピッ、ピー!」 。
なんと、この直線でスピードの取り締まりをしていたのです。
(朝から、天気がよかったので、僕と同じように、おまわりさんも静原に来たのでしょう・・・。)
それにしても、畑のおにいさん(おまわりさんだった)によく計測されなかったものです。
いや、おそらく私の車にも目をつけて計測を試みたんでしょうが、急減速して停止してしまったから、計測できなかったのでしょう。
それにしても、スピード違反の取り締まりの計測区間で、〈急加速-急ブレーキ-停止〉のテストをするなんて、ほんと馬鹿ですねー!! おまわりさん、タンポポに免じてごめんなさい。
でも、捕まらなかったって、強運ですね、僕。