私は2000年のチャイルドシート着用義務の法制化を婦人科医として協力・実現させた。
1990年代後半から子どもを事故から守ろうと全国に先駆けて乳児のチャイルドシート着用啓発活動を始めたのが契機となった。そうした経験から、いまでも毎年数件は起こる車内降ろし忘れ事故のニュースはいつもいたたまれない気持ちで受けとめている。
今回は、50歳代の若いおばあさんが後部座席(運転席側)に孫を乗せたまま勤務先で
降ろし忘れてしまったらしい。ご本人とご家族は気が狂わんばかりに苦しまれている
だろうことは想像に難くない。
こうした事故が残酷なのは、加害者が被害者でもあることだ。
私にも2歳の孫がいるから、いたたまれない気持ちでいる。
ただ、事故を回避するとっておきの方法はあるのだ!
それは子供から目を離さない席に乗せることだ。
そう! 助手席に座らせればよいのである。
これならまず忘れることはない。
・・どうしてそれができないのだろう?
詳しくは次のブログで・・