皆さん、こんにちは!
用水路に流されて亡くなった幼児に続き、今度は置き去り幼児が熱射病で亡くなってしまった…。
何ともまた悲しいニュースだ。
幼稚園の落ち度は当然だが、親御さんを含むすべての人たちにとってあまりに辛い。
テレビのワイドショーでは、いつものことながらコメンテーター達が幼稚園の杜撰さを責めたてる姿勢ばかりが目に付く。事故が起こった時、ヒューマンエラーがゼロであるべきだ!と声高に叫ぶのは容易いが、再発防止の具体的科学的な意見を的確に指摘できる人はいないのか?と空しくなる。
悲しい事故のあとに私がいつも述べることは、「どんなに注意していても残念ながら事故はまた必ず起こるという事実がある」ことだ。今回もこの幼稚園の杜撰さは目に余るものがあるが、他方、これは氷山の一角でもあり、一人の子どもの事故死の元にはよく似た「ヒヤリハット」が10万件あると言われている。
こうした具体的科学的な対策を啓発・普及させていくことは行政の役割だ。
アメリカのバスには、室内後部にチェックブザーがあり、これをリセットしないと車のキーが抜けないとか・・があるらしいが、私なりの防護策を提案したい。
①バスの「降車ブザー」を複数個両サイドの窓枠に多数取り付けて日ごろから園児たちに「降りたいときにボタンをバンバン押す」ことを覚えさせる。もちろん車外に向けて盗難防止のようなサイレンが鳴る仕組みだ。
日頃走行中に子どもたちがいたずらしたときはサイレンをドライバーが止めればよい。
②コロナ密に普及した「CO2センサー」を取り付けて、CO2濃度が下がらなければサイレンが鳴るシステムを作る。(安価で敏感な機械だ。)
③赤外線センサーを取り付けて、駐車中の車内で動くものがあれば、盗難防止サイレンのようにサイレンで知らせる仕組みだ。これも安価にできる。
④これは番外だが、日頃から子どもたちに「いつものお友達がいないときは先生に教えてね!」と教育しておく。大人より子どもたちの方が感受性が高い。マスクと黙遊びの園内には有効!!かも・・。
こんなに悲しい事故なのに、第3者の大人たちが非難するばっかりで、誰も科学的な防止策を提案しないのが悔しくって仕方ない・・・。
そんななか、ジャーナリスト加藤久美子さんが有用な提言を繰り広げてくださった。
https://www.autocar.jp/post/856674 を見て欲しい。