「揺さぶられっ子症候群」で虐待を問われた親御さんが逆転勝訴で
無罪となったニュースが流れた。
「揺さぶられっ子症候群」は首の座らない乳児を前後に強く揺さぶることで起こると
言われてきた症候群である。脳内出血を起こし最悪では死に至ることから、
虐待の象徴のように取り扱われている。
「揺さぶられっ子症候群」の診断基準はCT画像での出血の有無である。
ここで、大きな問題がある。
確定診断されれば、
他に虐待の証拠が皆無でも、
即「虐待あり」として取り扱われ、逮捕されてきたようなのだ。
この結果、これまで多数の冤罪が生まれてきたようだ。
わが子を虐待していない親が、どうして加害者にさせられ
刑務所まで入らなければならないか・・・。
子どもをなくした悲しみの上でである・・・。
「揺さぶられっ子症候群」という言葉が持つ得体のしれない部分について
話していこう。