健康のためにジョギングなど、運動をする人が増えてきた。
もちろんその半分近くは女性である。
「運動」とは、日常の労作以上に意識して体を動かすこと、だ。
「運動」と「スポーツ」はどう違うのだろう?
「スポーツ」とは、運動・エキササイズの範ちゅうを越えて、
ある一定のルールの下で行なう「競技・アスレチック」だ。
例えば、
ジョギング→マラソンにでる。
キャッチボール→野球の試合をする。
スイミング→競泳計測会でタイムを目指す。
打ちっぱなしゴルフ→ゴルフの試合に出る。
こうした「競技」は体はつらいが、単なる「運動」に比べて
得られる満足は格別だ。
しかし、いやだからこそ無理を重ねたり、方法を間違って怪我(損傷)を
してしまう場合があり注意が必要だ。
女性アスリートは、整形外科的損傷のほかに、女性のからだ特有の
ハンデイがある。月経に付随する身体変化とその悩みだ。
ところが、これを
相談する産婦人科のスポーツドクターはほとんどいない。
いとう女性クリニックでは、中学生(初潮年齢)から~初老のジョギングまで、
女性の身体的悩みについて、
日本医師会健康スポーツ医の認定を受けたので、
順次発信していく。