20年前、私は、「伊藤病院」で産まれた赤ちゃんをチャイルドシート
(正確にはインファントシート)に乗せて退院するキャンペーンを
日本で初めて行った。
この活動は、当初、なかなか賛同を得られなかったが、伊藤病院の患者さん達の
協力で徐々に拡がり、NHK「おはよう日本」の取材を受けたことが契機になって
全国に波及し始め、「子ども安全ネットワーク:Safe Kids Network Japan」という
啓発団体を設立し、2000年の法制化に中心的役割を担った。
この頃、チャイルドシートに乗ってテレビニュースに映った子どもたちは、
今、立派な成人になった・・。
この活動は2015年に一旦解散し、新たに東京にて「Safe KIds Japan」として
NPOが設立された。これに伴いHPを閉鎖することにしたので、ここに皆様に
これまでの協力のお礼を述べ、ご報告する次第である。
こういった、子どもを守り、育てる理念は、今も「いとう女性クリニック」に引き継いでいる。
HPに「子どもが育つ魔法の言葉」を掲載しているのもそうした背景があるからだ。