夜の第2名神は空いていて快適そのもの。京都から1時間30分かからずに名古屋に。港の巨大吊り橋群を抜ければインターだ。・・・と、急に道路標識の数が増えてきた。
豊明、豊田方面、名古屋方面、東名・・・
↑→↓←と緑色の看板と道路の分岐ばかりが目に付く。
わけがわからない。 NAVIはなんだか信用ならんことを口走っている・・・。
えいくそっ! 「豊明」とやらで降りよう!と左側道から一般道に。
あれ~? 一般道に降りたはずがくねくねカーブして立体交差で東名高速を横切った!
間違ったようだが流れに乗って走るしかない、・・・と、また「豊明→」の表示が!
ここだ!と思って、ハンドルを切って進入。・・・でもこの道、何故か高架に向かって登坂!
ありゃ~! トラックの集団が後ろからやたら高速で走ってくる!
んっ? ここはまた東名高速道路じゃないか!
どうやら、一般道から再び東名高速に乗り込んだらしい・・・。 困った。
慌てて、次のインターで降りた。
やはり、立体交差ばかりでNAVIが道路を感知できないらしい。
こうなったら、一般道をヨボヨボと走って大学にたどり着くしかない・・・。
通常なら10分の距離を、1時間以上かけて丘陵地帯に建つ藤田保健衛生付属病院の玄関にたどり着いたのは深夜の1時を回っていた。森の中にある深夜の大学病院の巨大ロータリーを走りながら、NAVIに地点登録をして、逃げるように病院の敷地をでた。
あーっ、疲れた。明日はいよいよ受診だ。
8時半に間に合う。
(深夜に下見に来なければ、翌朝は時間通りに来ることはできなかっただろう・・・と、思った。 えっ? 何処に泊まったかって? 近くの小さくて古くて暗~いビジネスホテル! 寝られればいいし・・・。)
つづく
注記;これは去る8月23日の出来事です。