「伊藤病院」閉院
■癒し系病院として皆さんに愛された医療法人誠仁会「伊藤病院」は、2014年6月1日に閉院しました。
■日本初の腹腔鏡手術を行い、わが国のリーダー的存在だった伊藤病院の腹腔鏡下手術は伊藤將史医師退職に伴い「いとう女性クリニック」に継承された。 カテゴリ
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盆明けに胃粘膜下腫瘍で胃全摘を告げられた私は、早速に自分の経験から腹腔鏡下手術での治療を決断し、執刀をお願いする外科医を調べた。
幸い私の腹腔鏡下手術仲間が外科系にも及んでいることもあって、すぐに何人かの候補があがった。倉敷の安藤先生(婦人科)や広島の内田先生、栃木の金平先生らに相談し、結局、藤田保健衛生大学の宇山一朗先生にお願いすることになった。 (宇山一朗;王貞治名誉監督の執刀医である) 8月21日(土)に検査入院から退院し、23日(月)には早速に宇山先生から電話を頂いた。 「伊藤先生、明日24日こちらにこれますか?」 「えっ、明日!? ・・・あっ、はい!」 ううっ、話が早い。 「状況はよく分かりましたので、明日の朝、手術前に拝見して話しを決めましょう。 できれば8時半頃お越しください。」 「分かりました。ありがとうございます。」 藤田保健衛生といえば名古屋の南東の豊明市、交通渋滞の激しい地域だ。 明日(月)早朝に出かけても通勤渋滞に巻き込まれたら、8時半に受診できる自信はない。 「よし! 今晩(日)出かけよう!」と決めて深夜の第2名神を名古屋に向けて出発! つづく 注記;この記事は去る8月23日の出来事である。
by Dr_M_Itoh
| 2010-10-25 07:42
| ダヴィンチ胃全摘出術
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Comments(13)
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みこと
at 2010-10-27 13:10
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おはようございます
7月に伊藤病院で無事出産させていただきました者です。 いつも先生の笑顔に励まされました^^ 病院の張り紙を見てびっくりしました(⊃Д≦) 先生はいつもお忙しくしていらっしゃいますし、この機会にしっかり休んでもらえたら・・・なんて思います。 また元気な笑顔の先生に会えるのを楽しみにしています^^
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Dr_M_Itoh at 2010-10-29 11:26
激励をありがとうございます!
大変に元気なんですが、食事のリハビリに時間を使ってしまいます。しばらくは外来に出ませんが、病棟でこれまでどおり這いずりまわっています(苦笑)。腹ごしらえができるようになったら、外来に出ますね! 次のお子さんの時はばっちりです。
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おさんぽ日和
at 2010-11-01 12:12
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はじめまして。おさんぽ日和と申します。
大きな奨膜内筋腫についてご相談します。 41歳、子供は小3(普通分娩)と小1(帝王切開)の二人です。 現在、筋腫は《22x15x8》と巨大です。 自覚症状としては、息苦しさ、お腹の圧迫感、時折の不正出血と痛み、頻尿、膨らんだおなか、です。 子宮ガンの検査は、頸部・体部ともに陰性でした。 筋腫を自覚してからすでに丸三年通院しております。 今年に入ってからまた大きくなった感じです。 今回、担当医の先生からは、「開腹による子宮全摘」とのお話でした。 現状で、drのおっしゃることは医学的に当然のことと思います。 帝王切開もしており、開腹術となることもわかります。 が、私としては、全摘には少なからずの抵抗があるのも事実です。 核摘出は無理なのでしょうか? 診ていただく必要があれば京都に伺うつもりです。 伊藤先生のお考えをお聞かせいただければ幸いです。 先生ご自身が術後の回復中とのこと。 大変なときに、勝手なお願いをして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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Dr_M_Itoh at 2010-11-01 16:44
おさんぽ日和さん。大きな子宮筋腫ですね。漿膜下筋腫といっても発生部位により手術(全摘でも核出でも)の難度も異なります。
結論から申せば、あなたの若さからするとまだまだ大きくなると思いますので、手術は受けられるのが良いと思います。手術の方法はやはり全摘が一般的です。筋腫核出は出血や合併症のリスクが全摘より高くなることが予測されます。 腹腔鏡下手術でできるかどうかは、直接診察しないとわかりません。可能な場合でも執刀してくれる先生は限られるでしょう。
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おさんぽ日和
at 2010-11-01 21:45
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おさんぽ日和です。
早速ご意見いただき、ありがとうございます。 やはり、私のケースはきびしいのですね… 私は早く手術したいです。 安全のためには、開腹術で、と覚悟しました。 あまりにも大きいので、全摘が一般的であろうと思いますが、正直まだ受け入れられません。 核出できるのならば、すがりたいのが本音です。 出血が多くなると言われました。 核出の合併症とは、どんなことが起こるのですか? いずれにしても、大変な手術になりますよね。 drは「子宮を残すことにこだわると、大出血し、命にかかわることになる」とのお話でした。 伊藤先生も、ほぼ同じ見解であられるので、やはり全摘すべきなのかな、と感じました。 納得するためにも、一度診て頂くことはお願いできますでしょうか? 先生のお身体も心配です。 ご無理のない範囲でお願いします。
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Dr_M_Itoh at 2010-11-02 19:27
おさんぽ日和さん。伊藤病院での診察があなたのお役に立つなら拝見いたします。伊藤病院に電話を頂き(木)のセカンドオピニオンを申し込んでください。現在人数制限をしていますので、来月になるかもしれませんが・・・。
(ご容赦をばm(--;m)
おさんぽ日和さん。私も伊藤先生に診て頂き紹介して頂いた病院で今月手術を受けます。
子宮全摘という事で正直悩んだ時期もありましたが今は本当に穏やかな気持ちです。 私からの素直な気持ちを言わせて頂けるとすれば…子供さんが2人もいらっしゃる事がすごく羨ましいです。 私は子供を授かる事無く子宮を取ってしまうのですから。 失うものを数えたら辛くなるけれどきっと残っているものを大切にされる方がこの先の人生プラスになると私は思うのです。 今のおさんぽ日和さんの状態が続けば精神的にも疲れてしまうようになるのではないでしょうか? 子宮をとっても女性として何ら変わりはないと思うしこれから先元気に年を重ねていく方が良いのではと考えます。 退院したらまたブログに報告しますのでおさんぽ日和さんも自分だけと考えずに納得できる治療を選んで下さいね。
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おさんぽ日和
at 2010-11-05 11:22
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おさんぽ日和です。おさるさん、はじめまして。
私のことを気にかけていただき、ありがとうございます。 おさるさんは、本当につらい中、悩みぬいて、決断されたのであろうと、心中お察しいたします。 決心がつけば、さまざまにひらけるのでしょうね。 私の場合、もう少し詳しくお話しますと、 最初の受診時、すでに筋腫サイズは12㎝でした。 その際にdrは「全摘のほうが安全。30代だから、どうしてもと言うなら、残すようにする。」との見解でした。 今は40代になり、筋腫も大きく育ち「安全最優先で、全摘」との見解です。 私自身も、結果的に何年も考える時間があったためか、今回の「全摘」はすんなりと受け入れたのですが、 家族の猛反対にあい、決心が揺らぎました。 誰だって、子宮はなくしたくないのが本音ですよね。 「仕方がないのよ」と、自分に言い聞かせているだけで、残せるのなら、残したい。 命にはかえられないから、全摘を受け入れるしかない、のです。
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おさんぽ日和
at 2010-11-05 11:32
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おさんぽ日和より、おさるさま。
続きです。 おさるさまのお言葉をきき、思いました。 周りの言葉で心乱れるということは、私は、まだ、全摘を受け入れられていないのだ、と。 現状理解した振りをしているだけ、と。 おさるさまのほうが過酷な決断ですのにね。 ご立派です。 ネット上とはいえ、伊藤先生やおさるさまにめぐり会えて幸せです。 ありがとうございます 手術、がんばってくださいね。 よいご報告をお待ちしております
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おさんぽ日和
at 2010-11-05 12:15
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伊藤先生こんにちは。
おさんぽ日和です。 お忙しいにもかかわらず、ご連絡いただき恐縮です。 先生に、セカンドオピニオンをお願いいたしたく思います。 よろしくお願いいたします。 伺う際に持参すべきもの(MRI等)があれば、ご指示ください。 ただいまお電話いたしましたが、 担当の方がご不在でしたので、あらためて午後お電話して、予約いたします。 お電話の対応もとても気持ちのこもったもので、暖かかったです。 病院の空気が伝わってくるようでした。 それでは、お会いできる日を心待ちにしております。 お忙しい中ですが、よろしくお願いいたします。 先生のお身体も早く回復されますことをお祈りしております。
おさんぽ日和さま。
伊藤病院を宣伝するわけではありませんが…スタッフの方々はとても温かいです。 出産経験の無い私にとって、婦人科(産婦人科)はとても敷居の高いところでした。 でも伊藤病院は伊藤先生を含め、受付の方も看護師の方もとても優しく対応して下さいました。 恥ずかしい話ですが初対面にも関わらず伊藤先生にお会いした瞬間いろんな想いがこみ上げてきて泣いてしまいました。 傍らにおられた看護師の方も私のつたない話に耳を傾けて下さった。 こんな病院もあるのだな…と言うのが正直な感想です。 私はMRIの画像を見た時に子宮全摘は仕方ないかもしれないけれど出来れば筋腫核のみとれればと悩んだのは確かです。 その上で調べているうちにこのブログにたどりつき伊藤病院でのセカンドオピニオンをうけることが出来ました。 腹腔鏡下手術を希望していたので伊藤先生の見解をお聞きし結論を出すつもりでいました。
つづきです。
私の場合は筋層内筋腫で骨盤の中を子宮が占領している?様な状態でした。 でも伊藤先生は手術可能といって、通院や諸事情を配慮し家から比較的近い病院を紹介して下さいました。 子宮全摘に関して反対されている方がいらっしゃるようですが…伊藤病院を一緒に受診されては如何でしょうか? きっと良い方向性が決まると思います。 悩んだ末に出た結果に間違いではないと信じています。 子供のいない私の言う事ではありませんが 「母は強し」です。 お母さんは家の太陽なのだから元気でいてほしいと思います。
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おさんぽ日和
at 2010-11-07 00:16
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おさるさん様、本当に、ありがとうございます。
私以上に、悩み、苦しまれたことでしょうね。 でも、納得できたから、今、落ち着いて現実を受け止めていらっしゃる。 ちゃんと、前を向いて進んで行けるのですね。 私は、どうなのかしら。 前を見ながら、周りも気にしながら、進めずに止まっている、のかな。 ココロも、呼吸も、苦しいです。 拓けるときは来ると信じていますが、今は、苦しいです。 伊藤先生のセカンドオピニオン、どのようなお話になるかわかりませんが、冷静うけとめたいと思います。 その上で、自分で結論を出したいと思っています。 周りには、いろいろな意見があるでしょうけれども、酌めることと、酌みたくても無理なことがありますからね。 家族も一緒に受診を、 と、私も思っていました。 交渉してみます。 おさるさん様は、お優しい方ですね。 お気遣い本当にありがとうございます。 術前・術後は特に、ココロとお身体を大切になさってくださいね。
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