新年明けましておめでとうございます。
早いもので、いとう女性クリニックも今年6月で6年目を迎えようとしています。
開業以来、安易に薬だけを処方する診療とは一線を画し、これまでの豊富な腹腔鏡手術経験を活かし、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫など手術治療が必要とされる良性疾患に悩む患者様らに寄り添い、それぞれの症例に沿った治療方法を一緒に模索してきました。
その結果、納得行く術者による腹腔鏡手術を紹介したり、手術を回避して日常の生活の質を確保したり、悩める患者様との様々なシーンを共有することができました。
また、他方、東京オリンピック開催に向けて若いアスリートたちの活躍が期待され、それに伴い、アスリート女性の性発育の問題もクローズアップされるようになって来ました。具体的には、中、高校生から大学生のトップアスリートの適正な身体発育の重要性が再認識されており、この支援を担う産婦人科医の役割も期待されています。
そこで、当院ではいち早く「日本医師会スポーツドクター」「日本体育協会スポーツドクター」認定を得て、実際のアスリートの皆さんの支援を行っています。
私もいつの間にか古稀を迎え、旧伊藤病院でお産をお世話した若かったお母達も貫禄のお歳になってきています。こうしたアラフィフ、アラ還の昔のお嬢様達は逞しく、クリニックにお来られたときには、激励していただいております。
今後もこうしたコミュニテイのようなクリニックを維持するため頑張っていきます。
皆様、今年もよろしくお願いします。