新年明けましておめでとうございます。
今年は、1月5日から診察を始めています。

当院のモットーは「人に寄り添う」だが、もすこし詳しく言えば、
「個々の個性(身体的、社会的)に寄り添う相談や医療」ということかな・・・
と自分で考えていました。

今年もよろしくお願いします。

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# by Dr_M_Itoh | 2018-01-06 11:08 | 広報 | Comments(0)

女性アスリートケアの話

 いとう女性クリニックでは、女性アスリートの月経などについてのアドバイスを行っている。埼玉大学 難波聡先生(以下*・Twitter: http://userconf.exblog.jp/entry/?draftid=2024683)のご推薦とご指導の下、駅伝選手や陸上選手たちの月経相談・治療のことだ。

 ただ単に「ピルを飲んでおけばよい」というこれまでの安易な指導ではなく、本人の体調や病状と合宿や競技の日程、そして、さらに選手たちの人生においての「今をどう過ごして未来につなげるか?」というスタンスだ。
 生まれてから初潮のない選手、練習で月経が来なくなった選手、月経はあるが疼痛や貧血などの随伴症状で困っている選手、ピルを飲んで体調を崩した選手など様々だ。
 加えて、これからは東京オリンピックへの選考に向けて、国内外の選手権や試合のポイント制度でランクを上げていかなければならず、女性としての体調管理が重要である。
 
 クリニックで、こうしたトップアスリートの皆さんと向き合うと身が引き締まる思いがする。彼女たちの人生を預かっているという使命感だ。
スポーツドクターというと、整形外科の医師がほとんどを占めており、産婦人科のスポーツドクターはいまだ少ない。ピルを飲めば月経は来るが、それだけでは目的を達し得ない。
きちっとした知識・経験のもと、アスリートの皆さんと向き合っていきたいと考えている。

年末年始は、女子駅伝が目白押し。
京都では、立命館大学、産業大学が強豪だ。応援しなくっちゃ!

*難波聡(なんばあきら)先生:走る産婦人科医! 
日本陸上競技連盟医事委員会、日本オリンピック協会医学サポート部会員、臨床スポーツ医学会評議員、日本体育協会公認スポーツドクター、臨床遺伝専門医、埼玉医科大学陸上競技監督

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# by Dr_M_Itoh | 2017-12-28 12:15 | スポーツと女性ー無月経 | Comments(0)

奥飛騨、穂高連峰を走る

先日、奥飛騨の温泉と穂高をドライブしてきました。トンネルがたくさん出来ていて交通が便利になりましたが、昔のような峠道を走るシーンは少なくなりました。10年以上前は、乗鞍の頂上や上高地にも車で入ることが出来たのですが・・・。今は、車は自然のなかでは嫌われ者です。

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# by Dr_M_Itoh | 2017-11-22 17:57 | その他 | Comments(0)

NHK大河ドラマ「井伊直虎」の信長役の市川海老蔵の演技が「魔王!」だとの反響があった。今年の大河ドラマは当初女性っぽいところがあり面白くなかったが、最近は展開が早く迫力も出てきて、年末のエンディングに向けて、毎週日曜の夜を楽しみにしている。(写真はネットから引用)

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突然だが、実は私の母方の先祖はこの「井伊」である。母方の祖父さんが滋賀県信楽にある井伊家から京都に養子にやってきた。直系は彦根市長だったらしいが・・・。
そんな訳で、今年の春には浜松の井伊家の領地井伊谷や龍潭寺に行って墓参(写真)もしてきた(私の性格からして珍しい行動だ!)。
龍潭寺で直虎像(写真)を前にすると妙に親しみを覚え、家族を見るような変な気持ちになったのを覚えている。

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# by Dr_M_Itoh | 2017-11-15 19:07 | その他 | Comments(0)

 先日アスリート女性の月経不順に関するの番組がNHKで放送されていた。
運動により体重が減り、月経がなくなり(3ヶ月以上)、その結果、骨粗しょう症、疲労骨折になりやすいので注意しようという内容だった。

確かに、競技領域では体重減少(体を絞る、あるいは痩せていること)はむしろ成績を伸ばすために必須で良いことだと誤解されているところがあり、記録も一時的に向上することがある。

しかし、体重が減る(減っている)ことは絶対的な栄養不足の証である。
体のエネルギーは、そもそも生きるために使われており、そのエネルギーが少ない場合は、生きるために必要な臓器に優先してエネルギーが配分される。第一は心臓、肺、脳であり、肝腎も重要だ。これに対して卵巣・子宮はとりあえず後回しにされてしまう。いま、妊娠する必要がないからだ。

こうした結果、卵巣の機能が低下し、月経が無くなり、子宮の発育が悪くなってしまう。
骨粗しょう症や疲労骨折も卵巣のエストロゲン低下に起因する。

 これを、解決する方法はある。一言で言えば体重を健康な標準に戻し、卵巣へのエネルギーを回復させることだ。これは原則である。そしてこれを補佐する大切な治療が、卵巣ホルモン(例えばピルやLEP)補充だ。

それでは、アスリートの皆さんが医療機関を受診して治療を受けてよいか?
答えは難しい。ドーピングの問題や、出血のコントロール、月経と試合日程との細やかな調整など、そして多くのホルモン剤から個々に合った薬の選択など、治療の工夫が必要であるからだ。なかには、内科や整形外科でピルだけをもらっている方もおられるが、やはり専門知識の豊富な産婦人科専門(これ当院の広告?!)の健康スポーツ医が良いだろう。

当院のホームページにメール相談室を設けましたので、ご利用ください。










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# by Dr_M_Itoh | 2017-10-27 15:43 | スポーツと女性ー無月経 | Comments(0)