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日本産婦人科内視鏡学会   

2013年 09月 17日

 久ぶりの更新です。先週、9月5~7日の3日間、名古屋で第53回日本産婦人科内視鏡学会が開催され、出席してきた。会長の藤田保健衛生大学産婦人科の廣田穣教授が私と腹腔鏡手術の黎明期を牽引してきた仲間ということもあり、会長招宴(会長招待での飯食い懇談会)に呼んで頂き、美味しいものを食べ、全国の先生方との再会を楽しんできた。
また、座長のお手伝いもきちっと果たしてきた。

産婦人科の腹腔鏡手術は急速な普及をみせ、新会員も年々増えて学会の参加者数もうなぎ昇りだ。
ロボット支援手術、3D画像の導入など革新技術には目を見張るものがある。一方、こうしたハイテック手術に興味がある若い先生たちは、意外と昔からある基本的な手術手技がなおざりにされているところがある。
いや、なおざりと言うよりも、その使い方を教えられてこなかったのだろう。
挟みやメスを何かとても新しい器具に接するように興味深くみている。

私が腹腔鏡手術を全国に広めて既に四半世紀の時が流れたのだから、それ以降に医者になった、たとえ10年選手にとっても、鋏の使用は古典的な手技と映るのだろう。
しかし、温故知新・・・今、基本的な手技がようやく、必須手技であることが認識されようとしている。

技術革新とはそうした側面を常に持っているのだろう。
私が若手に伝えなければならない事は、まだいっぱいある。
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by Dr_M_Itoh | 2013-09-17 14:26 | 腹腔鏡下手術 | Comments(0)