伊藤將史(旧伊藤病院、いとう女性クリニック院長)の「雑感」


伊藤病院を辞し、「いとう女性クリニック」にて診療継続。伊藤將史のひとりごとは続く・・・。
by Dr_M_Itoh
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腹腔鏡手術;どこでもできるわけではなく・・・

 今日の外来では、遠方から多くの腹腔鏡手術を希望される方が来られた。
伊藤病院のHPとこのブログを読んだという方が殆どで、そういう方に私は
「インターネットの情報やブログに騙されてはいけないよ」とボケることがある。
大抵は自虐的ギャグだと分かって笑ってくれる。

しかし、なかには会話が滑り、私の自虐的ボケを真に受けて怪訝な表情を
されることがある。そんな時は自分の発した言葉を取り戻すべく「いやいや冗談だよ」と
妙に慌ててしまう。
まっ、診察室で初めて会った医師(私のこと)から吉本タレントなみに
ボケられると、普通の方は(特に関西以外の方は)話について来れず、
引くよねぇ・・・ごめんなさい。

今日はそんな失態もなく・・・。

ただ、二人の患者さんが同じような不安を訴えられていたのが気になった。

「数年前から子宮筋腫で担当の先生から『更年期も近いし、
症状がないならそのままでよい』と言われてたが、
最近に検診を受けたら、これまでとは違って
『腹腔鏡手術でお腹を切らずに全摘出でも筋腫だけでも取れるから
手術にしましょうか』と強く勧められた」という。

「これまで『腹腔鏡手術はしていない』と説明を受けていたのに、
今回の検診で急に腹腔鏡手術を勧められたので気になって・・・」と。

こうした相談には正直なところ答えに窮してしまう。
私が返答できる性格の質問ではないのである。

一方、患者さんの不安は納得できることが多い。
患者さんは自分の手術をその病院に任せてよいかどうかの
技量の情報を切に知りたがっておられるのである。

「担当医とよく話し合ってご自分で決めるのが一番」
「相性が良いと思える事が信頼感の始まりですよ」と、
優等生的答えを話すのだが・・・。

これで果たして私のセカンドオピニオンとしての責任は全うできているのか? といつも悩む。
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by Dr_M_Itoh | 2011-12-20 19:48 | 腹腔鏡下手術 | Comments(0)

緊急広報! 伊藤病院ではお産の方をお待ちしています

 今日、外来患者さん(それも病院に従事している方)から、

「伊藤病院は雰囲気が変わってしまって、お産ができなくなるってほんとうですか?」
との質問を受け、びっくりした。

「とっ、とっ、とんでもない!! 
伊藤病院では、これまでも、そして今も
お産を制限したり取り扱いをやめたりと
いうことは全くありませんよ。」と、お答えした。

このような質問が出る理由を私ながらに推測してみると・・・。

理由①:私が昨年に胃の手術を受けて外来診療を長期間休んだので、
「あの伊藤先生がもういない」と誤解されてしまった。
「伊藤先生のいない病院なんて、クリープのないコーヒー
みたい」と。(ちと旧いネタか・・・)

 私の胃手術後の体重と体力は一時的に低下したがもう大丈夫! 
さすが1分で飯を食べ、100名の外来患者さんを拝見するような芸当は
できないが、体重は増加し毒舌も戻ってきた。(これを楽しみに
聞きに来る患者さんもおられる)。
「先生の話を聞いて体が楽になった」と・・・。
残念ながら、世間で噂された「癌で余命幾ばくもない!」というドラマの
主人公のような状況ではないのであるし・・・。
現在、完全復帰して、患者さんに毒舌を振りまいています。


理由②:今年から伊藤病院は足立病院の畑山院長が理事長になったので、
病院の方針と雰囲気が変わるのではないかと心配されているのだろう。
私は、伊藤病院の持つ当院だけの雰囲気を維持すべく頑張っている。

 当院はこれまで先駆け的な医療を提供してきたので、そのインパクトが
その都度注目されてきた。アメニティ精神も、腹腔鏡下手術も、子供の
事故防護安全キャンペーン:チャイルドシートも然りである。

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by Dr_M_Itoh | 2011-12-08 16:53 | 妊娠と分娩 | Comments(3)
「伊藤病院」閉院
■癒し系病院として皆さんに愛された医療法人誠仁会「伊藤病院」は、2014年6月1日に閉院しました。

■日本初の腹腔鏡手術を行い、わが国のリーダー的存在だった伊藤病院の腹腔鏡下手術は伊藤將史医師退職に伴いいとう女性クリニックに継承された。
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