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子宮頚癌ワクチン接種一時停止についての急告

 このたび、3月4日子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)の製造販売会社(グラクソ)から日本産婦人科学会に通達があり、サーバリックスが極度の品薄のためワクチンを供給できない状況に陥っているとの連絡がありました。

リンク先:http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce20110304.pdf

 原因は、多くの地方自治体の公費助成が開始されたために生産が間に合わないことによるとのことです。厚生省やグラクソ社は患者様各位(国民)に対して、この品薄状況を積極的に広報しておらず、現場の病院が説明に対応している状況です。

 可及的速やかに供給を開始するように、交渉しておりますので、皆様にはご迷惑をお掛けしますが、第1回目を新たに受けられる方への接取開始はしばらくの間、見合わせていただきます。なお、2回以降の接種接取は必ず必要ですので、対応致します。


 産婦人科専門病院としての見解ですが、一部の小児科・内科医院では、この情報がゆきわたっておらず、まだ辛うじて接種可能な施設があるかもしれませんが、それ以降計3回の接取が滞りなく実施されるかどうかは不明ですので、単に「何処ででもいいから早くに接種したい!」と焦られないよう留意してください。

  独り言;どうやらこの品薄パニックは、一昨年の新型インフルの時と同じように、行政の対応が不十分(身勝手)であることらしい。グラスコ社は厚生省の指示を受け急遽公費助成の方にワクチンをまわした為、市場のワクチンがなくなった。
このことを、厚生省は公にせず、またグラクソ社自身が消費者に対し品薄状態を詫びる広報をすることに対しても厚生省は圧力をかけている。このためグラクソ社はHPなどに品薄状態を広報していない。
そして、一部巷の学校では、公費助成は本年度中に終了するかも知れないので接種を急ぐようにと先生が指導しているという。(真実は定かでない)
 結局困るのは、現場の病院と自分のお金で接種を受ける患者さん達だ・・・。




                         
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by Dr_M_Itoh | 2011-03-05 09:03 | 広報 | Comments(6)