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よきお年をお迎えください

a0057559_1355897.jpg大晦日、京都にも朝から雪が降りはじめた。観光名所は雪景色で綺麗だろう。 
(病院の2Fの窓から)



早いものでもう大晦日。
今年もいろいろありました。
元気なお子さんがたくさん産まれ、
諦めていた方が妊娠された反面、
残念ながら流産され来年の妊娠にかける方、
赤ちゃんが先天奇形でその治療に頑張っておられる方・・・。
お産はいろいろ。
産科病院は人生(生命誕生)の葛藤の坩堝です。

他方、腹腔鏡下手術では、今年も全国から多くの相談(含むセカンドオピニオン)を承りました。

他院で腹腔鏡下手術ではできないと断られた方、
臨月の妊婦さんのような大きな子宮筋腫の方、
内膜症がひどく他院での治療の効果がなかった方、
嫁入り前の娘さんの手術の傷を小さくしたい親御さん、
何とか子宮だけは残したい子宮筋腫の方・・・。
症状も悩みもいろいろ。

こうした方々の期待に応えるべく頑張ってきました当院の腹腔鏡下手術も
今年で満20年を過ぎました。
日本のどの施設より早く(もちろん胆嚢手術よりも先に)腹腔鏡下手術治始め、あっという間に過ぎた20年でした。
現在、腹腔鏡下手術が全国的に普及しつつあるとはいえ、まだまだ納得のいく医師に出会えずお悩みの患者さんは大勢おられます。


私自身も今年は胃に粘膜下腫瘍(筋腫のような良性のおでき)ができ、胃の腹腔鏡下手術を受けました。その結果、傷が小さく癒着の心配がないことが、どれほど素晴らしいかを身をもって体験しました。
術後は大変楽でしたし、とにかく手術の傷が気にならないのです。

元気で動き回っている反面、一回の食餌摂取量は少なくなり、体重は減りましたが(ボクサーの減量のようなもの)あまりに元気なので、主治医からは 「ほほ~ぅ! 綺麗な傷跡ですね~。 特別な検診はないので定期的には来なくっていですよ」と。
「ちょっと、ちょっと。切るだけ切っておいてそりゃないだろ~」って感じですが・・・。

こうした私の体験を日々の診療に活かせて「ありがたい」と思っています。

現在私の外来担当は、腹腔鏡下手術関連とハイリスク妊婦さんに絞っていますが、徐々に診察日を拡大していきますのでご安心ください。
「えっ? 女医(菊池、高野、石河、藤原、渡辺)さんの方がやさしくっていいって!?」
「そりゃないでしょ。 メタボから脱したスマートなオッサンもええで!」


今年一年いろいろとお世話になりました。
行き届かぬことがあったと思いますが、
今後も誠意を持って取り組んでいきたいと思いますので、
どうか宜しくお願いを申しあげます。


お正月も寒波の予報。
どうぞご自愛され、よきお年をお迎えください。

伊藤
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by Dr_M_Itoh | 2010-12-30 14:57 | 広報 | Comments(2)