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おしりかじり虫~♪

a0057559_2354640.jpg  今日、たかじんのテレビを何気なく見ていいたら、「おしりかじり虫~♪」というパロディー歌をやっていた。あまりに馬鹿馬鹿しかったけど、妙に温かい雰囲気の唄だったので、耳から離れず・・・。
調べてみると、オリジナルはNHKのみんなの歌での人気ソングで、8月中旬から大ブレークしているようだ。うーん、知らなかった!

この替え歌を初めて聞いた時、赤ちゃんのお尻を連想したから、僕の感性も悪くない!
明日の回診から、赤ちゃんのお尻を診ながら、「おしりとおしりでお知り合い・・・♪、おしりかじり虫~♪」でいくか?
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by Dr_M_Itoh | 2007-09-16 22:54 | 妊娠と分娩 | Comments(4)

一生懸命していても・・・

  最近、久しぶりにインターネットウェブの伊藤病院関連記事を見る機会があった。インターネット上には様々な書込がある。おおよそ私の予測の範囲だが、今回、なかなか手厳しい不満意見(旧いのかな?)が見つけてびっくりした。

「こんな病院、二度と行きたくない。最低の病院。」 待ち時間、プライバシーの確保、副院長(当時:私)の態度が最低!というものである。・・・真摯に受け止めたい。

 文章の中に、「京都の人間でないと診察の予約をしていても順番を後に回される(副院長先生は京都人であることを誇りにし、私は京都人でないため何度も中傷的な言葉を浴びせられました)。」というくだりがあった。 これには、首をかしげた。京都人かどうかで診察順番が変わることはありえないからだ。もちろん、帰省分娩の方だけを後に回すこともしていない。
ましてや他府県人を中傷するなんて事は私の心の中にあるはずもない。
(ちなみに家内は京都人ではない!)

でも、患者さんはそのように受け取ったのだ。

どうしてだろう・・・?

思いつく節はなくもない。お産をするときにまわりの家族の手助けがいることが多いから、嫁ぎ先や実家のご両親が何処にいらして、支援してくれる時間や体力ががあるかどうかと尋ねることが。私にはよくある。 かつ、私の話の癖で京都弁でズバッと、世間話風に尋ねるから、怪訝に思われることもある。

例えば、

「安静にして欲しいんやけれど、幼稚園の上のお子さんの面倒を見てくれる人が誰か近くにいる?」
「いないんです。夫婦二人暮らしで、親たちはともに○○県と△△県なんです。」
「そうかぁ、そりゃあかんな~。頼りにならんな~、交通の便も不便だし京都にでて来れないね。」

あるいは、

「実家は○知県の△○地方です。」
「あっ、そのあたりは日本でも有数の、めっちゃ交通が渋滞するところでしょう?他府県のものが入り込んだら渋滞から抜け出せないって聞いたことがある。京都市のこのあたりと比べたら、もう大変だって・・・。いわゆる生活力が旺盛な地方やよね。」

私のこうした表現は、患者さんによっては誤解を招くところがあるのだろう。



 ただ、私の頭の中では、妊娠中の患者さんの行動パターンを理解しておきたいところがあり、実家に行くときの交通手段は? 何時間で帰れるか? 近くの産科事情はどうか? また、知っている土地なら共通の話題ができる、など色々なことを考えていることが多い。

私の頭の思考を前置きとして話さないで、唐突に患者さんに質問や話題をぶつけてしまうから、不快な思いをさせるのかも知れない。
(そうだ、そうだ!と思われる方、書き込んでください。反省材料にします。(^^;。)

反論するつもりが、反省文になってしまった。



 伊藤病院に来られる患者さんすべてから好かれ、喜んでもらうことは難しいものである・・・。
皆さんを失望させないように日々頑張ります。気を悪くされた方、どうかご容赦のほどお願いします。
(構造的な課題はリニューアルによって少し改善されました。)
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by Dr_M_Itoh | 2007-09-14 05:57 | ひとりごと | Comments(5)

背中にカビ?

  切迫早産で、子宮収縮抑制剤の持続点滴を受けながら、胎児の成長を待つ患者さんは結構多い。子宮の口が緩んで未熟児が生まれてくるのを避けるためだ。

中には、数ヶ月間ベッド生活をなさる妊婦さんもおられる。お腹の赤ちゃんのためとはいえ、頭の下がる思いである。

そんな患者さんには、回診や診察の時できるだけ馬鹿な冗談を言って笑わせるのが、僕のワンパターンだ。

今日も、「頑張っているね! 体にカビが生えてきてない?」と聞いてしまった。
「あっ、間違った! カビじゃなくって、コケだ。ごめんなさい。」と、一同大笑い。


笑ってごまかすな! カビと苔では大違いだ・・・。
すみません。

(このギャグわざとだとすれば、なかなかのツワモノ・・・。)
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by Dr_M_Itoh | 2007-09-13 17:16 | ひとりごと | Comments(0)

病気が治れば心も治る(多発性子宮筋腫)

  子宮筋腫の患者さんのなかでも、お子さんがなく、筋腫が大きく子宮摘出を告げられた女性の精神的なプレッシャーは、周りの想像を超えるものがある。 

 Aさんは、多発性筋腫のためいくつもの病院で子宮全摘を勧められた。はじめはショックを受けたが、もう40歳を過ぎ、症状も強かったから子宮を取る決心をして伊藤病院に来られた。

やはり、私も子宮の摘出が妥当かと診断し、そのように告げた。
聞くところ、情緒不安定で、心療内科からたくさんの薬をもらっているという。
その理由は、子宮を取らなければならない精神的負担かと思われたが、事情を聞くとそんなに単純ではないらしい。

Aさんの夫が子宮を取ることに大反対なのだ。

夫曰く「理性ではわかっていても、自分の好きな女性の子宮がなくなることは大変つらく、もう女として妻をみられない」というのだ。何とも正直でまじめな方で、Aさんを彼なりに愛して(甘えて)いるのだろう、彼女の身体が完全であって欲しいという思いが強い。

夫の意見を聞いたAさんは、「自分が貧血や腹痛でこんなに苦しんでいるのに、ましてや、自分が最も辛い摘出手術の決断をしているのに、この期に及んで、まだ子宮が大切と思い込んでいるの!? 私と子宮とどちらが大切なの?」 と、半ば呆れて、本気で離婚を考えているらしい。

(ちょっと、待って! 子宮を取って離婚かよ・・・。)

これはなんとか避けなければならない。
Aさんは、ご主人との泥沼の対決のなかで、片意地をはって「絶対に子宮を取ってやる!」と意気込んでいるのではないかと判断した私は、思い切って、子宮を残す提案をしてみた。

「手術は難しいが、子宮を残す努力をしてみようか・・・?」と申し出た私に、Aさんは、「えっ?」と戸惑いの表情を浮かべた。
「だって、子宮を取って、意地を張って、そのうえ離婚してどうするの? ご主人のことは嫌いじゃないんでしょ?」と続けた。
「嫌いではないけれど、”子宮”があることに拘る男が何とも情けなくて・・・。」と、身をよじって訴えるAさん。
「そりゃぁ、僕だって困ったご主人だと思うが、反面、奥さんの体に拘る男の気持ちもわからなくはない・・・。 じゃぁ、もう一度、原点に戻って尋ねるが、Aさん自身、子宮はあったほうがいいの、それともなかったほうがいいの?」と究極の質問をぶつけた。
「えっ!・・・そりゃぁ・・・、あ、あるに越したことはないですよ~。誰も好き好んで子宮を取りたいと思わないでしょう?!」とAさんの本音が口をついた。(これまで、子宮は取ってやるー!と意気込んでいたAさんの肩の力がフーッと抜けたような気がした。)

「よし! じゃぁ、ご主人の希望がどうあれ、原点に戻って子宮を残すべく手術をしてみよう! うまく残せたら残すし、元に戻らないような子宮だったら摘出するということで頑張ってみよう!」と申し上げると、Aさんの顔がサァーと明るくなった!
「出血が多く輸血の可能性があるし、再発の可能性も高い、症状がすべて取れるかどうかわからないが、頑張ってみるか!」
Aさんは、私の言葉に黙って頷き、笑顔をみせた・・・。ご主人もうれしそうだった。

ご主人には、「もし、奥さんの生命にかかわる病気の時に同じようにダダをこねたら、本当に離婚されるよ!」と付け加えた。



手術が無事終わって・・・。

先日、術後健診にAさんが来院した。
「えらく顔色がいいね!元気そうだねぇ~!」
「はい! 心療内科の先生も私の元気さにびっくりされていました。薬ももう飲まなくてよいだろうと。 で、主人とも仲良くなって・・・、喧嘩をしても長引きませんし、5分もすれば仲直りです!」

よかったねー! 忘れられない患者さんがまた一人増えた・・・。
私からもお礼をいいます。元気になってくれて、ありがとう!

(注;大きな筋腫をお持ちのすべての方に、子宮筋腫核出術が当てはまるわけではありません。)
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by Dr_M_Itoh | 2007-09-11 13:00 | 子宮筋腫 | Comments(0)

病院という名の”器”

 前々回のブログで予告した伊藤病院の記事が季刊誌「ふでばこ」に掲載された。なかなか読み応えのある内容で、取材を受けた側としては大変にうれしく思っている。
(注;取材広告なら話は別だが、一般には取材を受けた側の真意が記事に反映される事はなかなか難しい。)

  今回の記事は、我々が試行錯誤しながら創り上げてきた個人病院のあり方、さらに今後伊藤病院が進むべき方向性を、改めて示唆してくれたような気がする。
そういった意味で、広告頁を持たない趣味性の高い季刊誌「ふでばこ」(あまり知られていないというか・・・)に「物語」として取り上げられたことは、我々の誇りであり、大いなる励みになった。(かっこいい~!・・・失礼。)
取材を担当してくださった越田さん、吉川さんにあらためて感謝を申し上げたい。

 記事の内容については、出版社の許可を得て、順次ご紹介していきたいが、お急ぎの方は、烏丸御池の大垣書店、BALのジュンク堂などで購入することができる。
(伊藤病院でも少し予備を購入したのでお問い合わせいただきたい。)

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by Dr_M_Itoh | 2007-09-08 14:34 | 広報 | Comments(0)