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週刊誌「女性自身(名医30人)」に伊藤病院が紹介

 今回はちょっとミーハーな話題を。週刊誌「女性自身」に伊藤病院の腹腔鏡下手術が紹介された。
全国保存版:乳ガン・子宮ガン・更年期障害・偏頭痛…最先端医療&心ケア「女性の病気」で頼りになる名医30人と銘打った記事である。

「全国に先駆けて婦人科腹腔鏡下手術を導入した伊藤將史は『日本の腹腔鏡下手術の父』とも呼ばれている。卵巣嚢腫・子宮筋腫の手術は1989年以来、1000例以上実施。産科婦人科とも経験豊富なスタッフが揃う。」 という内容が小さな枠内で紹介されている。

週刊誌といえども光栄なことだ。 



しかし、一方、週刊誌に載らない医師の中にも名医は大勢いる。この記事をおぎなうつもりで、私の勧める腹腔鏡下手術の名医をたくさん紹介したいが、紹介が漏れた先生から「私が推薦されていない!」とお叱りを受けるとまずいので、日本のカリスマ術者5人に限って、私の独断(知る限り)で掲載させていただく。

関東;順天堂大学、武内裕之先生、東邦大学、森田 峰人先生
関西;大阪中央病院、松本貴先生
北陸;富山県立中央病院、 舟本寛先生
中国;倉敷成人病センター、安藤正明先生

♪♪

 ただ、ここで申し上げておきたいことは、「名医」といっても、魔法のように何でも治せるということではない。医学が科学である以上、そこには客観的な効果とリスクがあるはずで、このところを十分に理解して、あなたにとっての名医を、あなた自身の感性(簡単に言えば好きか嫌いか)を信じて選んでほしい。

 つまり、いわゆる「名医」に出会えたからといって、自分が気に入るかどうかわからないし、その医師を(どうも)好きになれないまま、「先生にすべてをお任せします」と、治療を盲目的に委ねてしまうことはあまりお勧めできない。
あなたが性に合わない「名医」は、あなたにとっては「普通医か悪医」なのだ。

・・・という意味で、運よく、「あなたの名医」に出会って強い信頼関係ができたなら、あなたの治癒力も上がることだろう。

まっ、そんな患者さんの心の部分を引き出すことができるのも「名医」の要素なのかな・・・!?
 
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by Dr_M_Itoh | 2007-08-28 12:36 | 腹腔鏡下手術 | Comments(7)

季刊誌”ふでばこ”の取材

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前回にも少し触れたが、一部の人のみに知られた季刊誌「ふでばこ」という本がある。およそ医療とは程遠いところにある、日本の文化や秀でた道具を紹介する専門誌だ。
伊藤病院の存在が変わっているのか、私が変人なのか、今回、秋号に伊藤病院が10ページにわたって特集されることになった。

a0057559_1129564.jpg先日、掲載予定のゲラを拝見したが、なかなか動きのある院内の日常シーンがいっぱい掲載されていた。発売が楽しみである。皆さんも是非購入していただきたい。(ジュンク堂や大垣書店にはおいてあるらしい。)

編集の方も優しかった。何故って・・・?
僕の後ろからの写真で、「テッペン禿!」を黒く塗って修正してくれたようだ。
我ながら自分の後姿とは思えなかった・・・、トホホ。でも、 ありがとうございました。
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by Dr_M_Itoh | 2007-08-25 11:39 | 広報 | Comments(0)

毛一本見えませんから・・・!?

 先日、季刊誌”ふでばこ”の取材を受けた。伊藤病院とスタッフをひとつの”道具”として捉え、紹介するという趣旨である。3日間にわたり取材陣が病院の日常をスナップ撮影した。もちろん、撮影は分娩室、手術室にまで及び、手術中の私も撮影された。患者さんにも撮影の旨を説明し承諾を得た。

本日、そのゲラ写真ができたので見せていただくと、手術台の患者さんの膝がシーツの膨らみから、何となく分かってしまうことに気が付いた。

『これはいけない。患者さんから取材の承諾は得ているが、もう一度電話で確認しないと・・』と思い、患者さんの携帯に連絡を入れた。

私:「もしもし、Aさんですか? 突然、電話をしてすみません。伊藤病院の伊藤ですが・・・。」
 
Aさん:「あっ、こんにちわぁ! 伊藤先生ですかぁ? 入院中は大変お世話になりました!」
と爽やかなAさんの声。 
(でも、なんだかトイレか風呂場のように響いている。)

私:「今、電話でお話してよろしいでしょうかぁ~?」
私も響きに合わせて話してしまった。

Aさん:「いいですよー! 今、伊豆なんです。 温泉からあがったばかりで・・・。」
(ドキッ!)

私:「えっー! 温泉ですか? ご主人とー?」
(うっ、つまらない質問だ。)

Aさん:「あっ、はいっ!」

私:「それじゃ、もう少し後でかけ直しますよ。」
(やや遠慮がちな私。)

Aさん:「いえいえ、全然大丈夫です。もうあがってますから・・・。どうぞお話なさってください。」
感じのいい方だなぁ!
(患者さんって、手術が終わって退院されると案外冷たい反応の方がおられるのだが。
 ・・・うっ、ホンネを書いてしまった。)

私:「いやぁ、実は先日の手術の時の取材写真のゲラがあがってきて、それを見ると、執刀している私の手元で、シーツの膨らみが見えるんですよ、膝の部分の膨らみなんですがね。体(皮膚)が直接写っていることではないんですが・・・。」

Aさん:「いえいえ、そんなの気になさらなくっても大丈夫ですよー!」

私:「そっ、そうですか!? 皮膚そのものは、たとえ足の指一本も一切写っていないんですが・・・。」

Aさん:「構いませーん、私は気にしませんから、・・・。」

私:「ありがとうございます! ほんとに、体の部分は毛一本写っていませんから・・・。
(・・ん?) 
あっ! 、あー、・・・毛ではなく・・・、そっ、そのー、”たとえ髪の毛一本”という意味です。 は、は、はっ・・・。」
(ちょっと冷や汗が。)

Aさん:「それより先生から直接電話をいただいたので、病理組織が悪性だったとかじゃないかって、身構えてしまいましたー!」 
(うーん、流石、品の良い方は違う! 下品になりそうなところを、爽やかに話題を変えてくださった。)

私:「すみません。驚かせて・・。 組織診断は良性でしたよ。 旅先にまで電話をしてしまい、許してください。 それじゃ、気をつけて楽しんできてください。 どうも、ありがとうございました!」

                       ♪

電話を切って思わず自分が云った「毛一本・・・」 に苦笑した。
これは面白い! 久しぶりにブログおもしろ噺に掲載しよう!

(でも、また、「毛一本ばなしをブログに載せてもいいですか?」とも聞けないし・・・、
無断拝借、Aさん、ごめんなさい。)
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by Dr_M_Itoh | 2007-08-18 18:06 | ひとりごと | Comments(0)

大文字の送り火

今日は大文字の送り火。
伊藤病院からは大文字、妙法の妙、船、左大文字の一部が見える。
患者さんも「京都に住んでいて、はじめて見た!」と感激でした。

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by Dr_M_Itoh | 2007-08-16 20:55 | ひとりごと | Comments(1)

星野仙一氏に会えずによかった!?

星野仙一氏が率いるオールジャパンが北京オリンピックに向けて始動した。

 星野仙一氏といえば、以前、彼のお孫さんが伊藤病院で産まれた。妊検中、「赤ちゃんが産まれたら星野氏は見舞いに来るかな?」と内心楽しみにしていた(ミーハー!)。
そして、無事、赤ちゃんが産まれた次の日曜日の朝、星野氏は孫の顔を見に極く短時間来院された。(ひとり、地下鉄で!)

 残念なことに、お会いすることができなかったが、私が面会したかった一番の理由は、甲子園球場の阪神の試合で放たれる大量のジェット風船をについて聞きたかったからだ。
私は予てから、あのジェット風船は公害にならないのか疑問に思っていたので、この思いを星野氏にぶつけてみようと目論んだのである。

ところが、ところがである。・・・星野氏に会えずによかった!

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 実は、このブログのために調べたところ、あのジェット風船は風化して土に返るようにできているらしく、また、周辺のゴミ公害にならないように高く飛ばない設計になっているらしい。

無知な私はもう少しで阪神ファンからぶっ飛ばされるところだった。

個人情報につて;私は職業柄、星野仙一氏のお孫さんが産まれたことことは、これまで誰にも言わなかった。しかし、とあるテレビ番組の放談で、星野仙一氏ご自身が「私の孫はここ(伊藤病院)で生まれたんや!」と仰っていたので、旧い話題ながら今回ブログに掲載させていただいた。悪しからずご理解を願いたい。
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by Dr_M_Itoh | 2007-08-09 20:17 | ひとりごと | Comments(2)

伊藤病院のオリジナルベア

全館リニューアルを終え、これから院内の色々なシーンを紹介していきます。
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まずは、入院患者さんの健康に祈りを込めて癒し系のオリジナルベア2種類をご用意しました。

左上の写真はお産の方の母子の安全を願って、お座りしたベアです。首にはIto Hospitalロゴ入りのリボンをデザインしました。お産の方全員にお渡ししています。

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左下の写真は、手術の方を励ますための帽子をかぶったベアです。なかなかの人気で腹腔鏡手術のお守りになっています。この熊さんも入院の時、あなたのベッドで待っています。

これらの熊さんは伊藤病院のオリジナル製作です。ご希望の方は伊藤病院受付で購入できますが、当院をご利用いただいた方に限ります。
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by Dr_M_Itoh | 2007-08-09 18:24 | 広報 | Comments(0)

自然なお産と難産

昨日はお産が3人。珍しく難産が重なった。
その内容は、予定日超過、微弱陣痛、胎盤癒着、胎児切迫仮死、膣壁血腫、頸管裂傷など・・・、病名を聞くと苦しくなる。

このような異常に対して、微弱陣痛なら陣痛促進を、癒着胎盤なら胎盤用手剥離を、胎児切迫仮死なら赤ちゃんを助ける処置(今回は吸引分娩)を、膣壁血腫や頸管裂傷なら産科的手術などを的確に行うことで、何とか良い結果になるよう我々は努力する。
これが産科医による周産期医療が必要な理由である。

  一般に、「自然」なお産が「安全」なお産の代名詞のように使われているが、上記の産科異常は「自然」がもたらした「異常」なのである。 「自然」には、優しい面と恐ろしい面があることを知っておいて欲しい。(ちなみに、処置が的確であったため、3組の母子は何事もなかったようにニコニコと元気にされている。)

一方、外来では、明らかな難産が予測される妊婦さんに、「帝王切開によるお産がより安全である」とお話しているが、「自然がいい!」との返事をいただいている。 (違うし・・・)

どうしたものか・・・。産科医の永遠の課題である。
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by Dr_M_Itoh | 2007-08-08 18:37 | 妊娠と分娩 | Comments(0)

NHK 「おはよう日本」の取材

  去る8月1日朝、「おはよう日本」の7時45分頃にチャイルドシートの特集があった。
その内容は、チャイルドシートの法制化がされて久しいが現在の着用率は年々低下傾向を示している。そんななかにあって、京都府は全国のなかでも高い着用率を示し、着用の効果をあげている。その理由は保育園、幼稚園の一体的な取り組みが盛んで、その原点は伊藤病院における赤ちゃんシート着用啓発にある、との趣旨であった。

 当院は、過去ブログ「赤ちゃんの安全(その1)・・・産院でのチャイルドシートの採用」で述べたように、わが国で初めて赤ちゃんに対するチャイルドシート着用を指導、実践した病院である。法制化後は、行政にも参画し、京都府警の要請を受けて、啓発ビデオを800本を府下の幼稚園、保育園に配布した。我々の地味な活動の効果が現れているとはうれしい限りである。

追記) この番組作成に当たって、伊藤病院はNHKの取材を受けた。NHKのデイレクターの要請を受けてチャイルドシート講習会の日にちを繰り上げて実施し、多くのお母さん方に参加いただいたので、あらためてお礼を申し上げたい。
私も1時間に渡ってインタビューを受けたが、正直言って疲れた・・・。
その理由は、??
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by Dr_M_Itoh | 2007-08-04 19:39 | ひとりごと | Comments(1)