カテゴリ:子どもの事故( 12 )   

いつの時代も粗悪品が・・・抱っこ紐の危険   

2015年 02月 03日

TBSニュースから引用

  抱っこひもの人気ブランド「エルゴベビー」の偽造品が出回っています。偽造品の多くは安全基準を大幅に下回り、落下の危険(昨年は百件以上)もあるということです。
偽造品が見つかったのは、アメリカに本社を構える大手ベビー用品メーカー「エルゴベビー」の抱っこひもです。メーカー側によりますと、正規店以外のショッピングサイトで、「エルゴベビー製品」として販売されていたものを無作為に調べたところ、半数以上が偽造品であったということです。

 15年前、私がチャイルドシートの着用活動をしているときも、粗悪品や逆に赤ちゃんに危害を加えてしまうチョッキのようなものが流行ったことがありました。

子どもの命に危害を与えかねない代物で金儲けをする企業は詐欺のようで、断じて許されるべきではありません。 PL法のもと、企業姿勢を訴えるべきだと思っています。

くれぐれも注意してください。
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by Dr_M_Itoh | 2015-02-03 23:25 | 子どもの事故 | Comments(0)

子どもの安全ネットワークジャパンの解散   

2014年 12月 27日

20年前、私は、「伊藤病院」で産まれた赤ちゃんをチャイルドシート
(正確にはインファントシート)に乗せて退院するキャンペーンを
日本で初めて行った。
この活動は、当初、なかなか賛同を得られなかったが、伊藤病院の患者さん達の
協力で徐々に拡がり、NHK「おはよう日本」の取材を受けたことが契機になって
全国に波及し始め、「子ども安全ネットワーク:Safe Kids Network Japan」という
啓発団体を設立し、2000年の法制化に中心的役割を担った。

この頃、チャイルドシートに乗ってテレビニュースに映った子どもたちは、
今、立派な成人になった・・。

この活動は2015年に一旦解散し、新たに東京にて「Safe KIds Japan」として
NPOが設立された。これに伴いHPを閉鎖することにしたので、ここに皆様に
これまでの協力のお礼を述べ、ご報告する次第である。

こういった、子どもを守り、育てる理念は、今も「いとう女性クリニック」に引き継いでいる。
HPに「子どもが育つ魔法の言葉」を掲載しているのもそうした背景があるからだ。











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by Dr_M_Itoh | 2014-12-27 17:35 | 子どもの事故 | Comments(0)

埼玉での車内乳幼児死亡事故   

2013年 03月 21日

 先日、NHK埼玉の記者から私の携帯に電話があった。
電話の向こうは、車のサイレンなどがけたたましく鳴り響いて混乱している様子だった。

聞くと、車内に長時間置かれていた乳幼児の兄弟が亡くなったらしい。
熱中症の疑いがあり、「こんなに寒い時期なのにこういう事故はあり得るか?」と質問だった。

熱中症の現場からすると、これは十分にあり得ることである。
当日は15度程度の気温だったが、直射日光のあたる車内では、ダッシュボードなどが熱くなっていた。

乳幼児の代謝は、そもそも大人より亢進(つまり体温がやや高い)しているから、僅かな温度の上昇でも熱中症になりやすい。
毎年繰り返される事故だが、いつも悲しい。

くれぐれも車内に子供を残さないよう注意されたい。

この事故のもう一つのポイントは、車内に子供が残されていることを保護者の方が勘違いして気づいていなかった点だ。保護者の方は、大変な後悔をされていると思う。
「どうして??」と周りの人はいうだろう・・。

しかし、これはあり得ることだ。責められない。

過去にも、子供を保育園に届けてから職場に行くはずのお父さんが、
仕事のことを考えているうちに直接職場に急ぐことになり、保育園に寄って子供を降ろすのを忘れた事故があった。子供は夕方に亡くなって発見された・・・。 辛いことだがあり得ることだ。(パチンコの時の放置とは次元が違う)

■もう一つ大切なことは、車から離れるときは、一度車内を見渡して「忘れ物がないか?!」と確認をして欲しい。タクシーから降りるとき忘れ物がないかを振り返るように・・。

ひょっとすると大事な書類や携帯をシートの上に忘れているかも知れない。
そう、もし子供だったら! そんなことありえないと思う読者が殆どだろう、・・・でもあり得るのである。 
決して、車に背を向けたまま集中ロックのボタンを押すだけで車から離れることのなきように!

余談だが、自動車メーカーは、車内に動物や人がいるときには外から集中ロックができない
(ブザー警告)センサーシステムを開発し装備して欲しいものである。

久しぶりに、子供の安全ネットワークからの警鐘でした。
(追記:第3者の私がご遺族の方々の許可を得ず、事故のコメントを書きました。
事故防護キャンペーンの名のもとにご理解を賜れば幸甚です。お子さんのご冥福をお祈り致します)




 
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by Dr_M_Itoh | 2013-03-21 14:04 | 子どもの事故 | Comments(0)

乳幼児4人車内で焼死   

2010年 04月 03日

 一昨日の新聞で、北海道で、車内に残された乳幼児4人が焼死したというなんとも痛ましいニュースをみた。
親御さんには、この世の終わりとも、いやそれ以上の、生き地獄のような悪夢だろう・・・。
(私も職業柄、この記事をとりあげねばならないが、このブログをアップすることさえ悲しみとやるせなさを覚える。) 

正直、辛い・・・。恐らく親御さんは、「車内から連れ出しておけば・・・」と後悔されているにちがいない。
・・・時間を巻き戻して欲しい!

しかし、ここで考えてみなければならない事がある。

これまでにも述べてきたが、子どもを車内に残すことは、常に高いリスクがある。
車内熱射病。チャイルドシートのベルト巻きつき事故。今回の火災。
その被害者は子ども自身であり、親御さんは間接的な加害者である。
そしてその親御さんは、また同時に、生き地獄に曝される「被害者」なのである。

それにしても、辛い・・・筆舌に尽くしがたい。

まだ寒い日がつづくが、日中は思った以上に車内の温度が上る。
車内熱中症にはくれぐれも注意を願いたい。
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by Dr_M_Itoh | 2010-04-03 09:39 | 子どもの事故 | Comments(0)

コンニャクゼリー   

2008年 10月 21日

今回は子どもの安全について(ちと長文)。

コンニャクゼリーによる窒息死が話題になっている。

 1995年頃以降これまでに19人(うち子ども10人)の死亡が明らかになったようだ。そのうちマンナンライフ「蒟蒻畑」は3例のみであった(らしい)が、これを受けて、マンナンライフ社は自社の「蒟蒻畑」を発売中止にした。中止の理由はどうやら社長にお孫さんが生まれたかららしい。

・・・

一方、コンニャクゼリー発売中止をめぐって、ネットでは様々な意見が書き込まれている。
その一部(2チャンネルを除く)を紹介すると、

▼私は、死亡した幼児の親は、親としての責任が欠如しており、殺人罪で処罰するべきだと思います。私の母や祖母もこの意見で一致しています。

▼親として果たすべき義務、責任を食品会社や行政に転嫁しているのは、恥知らず、モラルや倫理の欠如も甚だしく、死んだ幼児のことを思うと、はらわたが煮え繰り返るような怒りをこの親に対して感じます。

▼自身が子供嫌いのせいなのか、不謹慎ながらも近年思う事です。子供とは、平時では金がかかり、有事(離婚・事故等)では金ヅル〈慰謝料が貰える)と化すもの。
飲酒・酒気帯び運転厳罰化、回転ドア、エスカレーターと樹脂製サンダルなどなど。
もしもこれらの犠牲者が大人だったら違った結果になっていますよね。

・・・

こうした書き込みは比較的行儀の良いwebで見かけたものだが、辛らつな言葉に正直驚いている。残念ながら、テレビのトークショウでも同じような傾向だった。


では、こうした子どもの事故をどのように考えれば良いのだろうか?

 コンニャクゼリーでは1995~6年にかけて5人の子どもが亡くなった。
このとき国民生活センターは警告を発したが、行政的な対応はなかった。
その後、約10年以上が経過した2006~8年にまた4名が亡くなった。
世代が替わり情報が引き継がれなかったのも原因だろう。
また、1996年に軟らかく改良されたゼリーはその後再び食感を求めて硬くなったのも原因かもしれない。

窒息が原因で死亡する総数は、年間3700名!を越える(平成19年度)。

このうち80%以上は65歳以上であるが(意識不明の寝たきり病人も含まれる)、0歳が85名、4歳以下26名、9歳以下9名、14歳以下が5名と少なからぬ人数〈125名)の子どもたちが窒息で命を落としている。

他方、子どもの事故の原因は、交通事故・誤飲・中毒・火傷・熱傷・窒息・溺水・外傷・刺咬傷・熱中傷・ガス中毒・感電・異物の侵入など様々で年齢ごとに発生率は異なるが、平成19年度は578名の子どもが不慮の事故で死亡している。

これを少ないと見るか、多いと見るか・・・。

死亡率を見ると、大人の死因の1位は癌や肉腫などの悪性新生物、2位は脳血管障害、3位は心疾患で、これを受けて国は「国立がんセンター」や「国立循環器センター」を設け、高度先進医療で現状に立ち向かっている。
これに対して、子どもの死因は、1位が不慮の事故、2位が悪性新生物、3位が先天奇形で、2位、3位とも生まれつきの身体の異常によることが多い反面、1位の不慮の事故は健康な子どもに起こる、いわゆる「怪我」である。
そして、ある事故(怪我)でひとりの子どもが亡くなった場合、類似の怪我が実は全国で数千人以上の子どもに起こっているという調査結果がある(子どもの事故氷山図)。

話が長くなった・・・、結論を急ぐ。

  こうして考えてみると、「子どもの事故」は〈accident)ではなく、国と社会全体が一丸となって対処すべき「疾病〈injury)」のひとつとしてとらえねばない。「疾病」と考えると対処法は明確になってくる。つまり、疾病に対するワクチン(予防策)を構築すればよい。
具体的には、「子どもの事故情報センター」を設置し、子どもの怪我の届出義務を病院と医者に課し、全国的に収集された情報をから、その原因の分析をする。その結果の具体的予防策を全国に向けて発信し続けるのである。さほど予算のかかる事業ではない。

地道なことだが、これで確実に死んでいく子どもたちは減る。

  コンニャクゼリーによる子どもの窒息では、親(保護者)の責任を第三者が辛らつに責めることもできないし、製造メーカーの責任のみを追求することでも今後のよい結果は得られない。
子どもの事故は、親(保護者)が加害者のように責任を問われ、また同時にその親(保護者)は子どもを亡くした被害者でもあるという2面性をもっているから、事故後の家族の心情を慮ると人ごととは思えない難しさがあるのである。

  長い不妊期間の後、やっと産まれてきた孫を車に乗せた爺さんが側突事故に出会い、孫を死なせた。お爺さんはチャイルドシートをさせていなかったことを悩み、自殺した事例を私は知っている。・・・孫をコンニャクゼリーで死なせたお祖母さんが、思い悩んで自殺するとも限らないのである。

こうした子どもと家族も救わなければならない。「的確な危機意識を優しく共有できる成熟した社会」を目指すべきであろう。・・・何も難しいことではない。
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by Dr_M_Itoh | 2008-10-21 12:58 | 子どもの事故 | Comments(0)

箱根駅伝の脱水症棄権批判に物申す   

2008年 01月 04日

今年の箱根駅伝は駒沢大学の優勝で幕を閉じた。
私自身駅伝にはまったく興味はないが、今日のニュースで関東学連の青葉昌幸会長が「情けない。最近の選手は早いが強くない」とコメントをしているのを読んで、憤りを覚えた。

脱水や過呼吸は誰にでも起こる身体的な異常であり、これを根性論で片付けられてはたまらない。将来のある若者達を無知な知識と根性論で潰してしまうことのなきよう連盟には厳に猛省を促したい。

駅伝はグループの結束が固く、死んでも襷を渡すという鬼気迫る走り方をする団体競技である。自分自身が気付かない興奮状態がレース前から続いているといえる。
根性論をぶつ位なら、5キロおきに給水ポイントを設置し、スペシャルドリンクを用意して欲しい。そうでないと年々高速になる駅伝に今回のようなことがどんどん起こってくるだろう。

門外漢ではあるが、子供の安全ネットワーク・ジャパンの事務局長でもある私はあまりに無茶な批判に一言文句を言いたくなった・・・。

(参考ブログはこちら
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by Dr_M_Itoh | 2008-01-04 18:22 | 子どもの事故 | Comments(0)

秋篠宮悠仁親王が座るチャイルドシートは?   

2006年 09月 15日

  本日、紀子様と秋篠宮悠仁親王が愛育病院を退院される。退院準備品の中にチャイルドシートも含まれているらしい。チャイルドシート普及活動の本家としては、どのような種類のシートをお選びになったのか、興味津々である。・・・今日答えは出る。
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by Dr_M_Itoh | 2006-09-15 10:19 | 子どもの事故 | Comments(1)

プール事故からみた日本社会の安全意識と責任感   

2006年 08月 10日

  小さな女の子がプール吸水口で亡くなるという何とも痛ましい事件があった。「事件」と書いたのは事故と呼ぶには、あまりに社会の安全意識が低いゆえに起こった人災だったからだ。

それでは、どうしてこのような事故が起きたのだろうか?
どのような対策がしてあったら、子どもは死なずに済んだのだろうか?

私なりに考えてみた。

  事故直接原因は、外柵の固定ボルトが外れていたことである。これを管理していた会社の責任は免れまい。
しかし、もっと重大な過失はプールを造った時に、文部科学省が指定した内、外の二重の柵の設置工事が、実際には行われていなかったことだ。さらに、そういった欠陥プールの使用を認可した担当行政にこそ最大の責任がある。聞けば、全国に同様の状態は2239件(NHK調べ)あったという。
この数字を見ると、文部科学省のガイドラインは実体を成していないことになる。

ビルの耐震構造偽装が問題になったが、悪意があるかないかは別として、今回の事故はそれとよく似た社会構造が生んだ「未必の故意」による「事件」である。危険を認識していながら、その対策をおざなりにした大人社会の態度は、本来なら未来のある子どもたちから糾弾されるべきで問題である。

では、具体的な対策を考えてみよう。

結論を言えば、今回のように物理的に単純な故障で起こる事故は予防策が立てやすい。

判りやすいように、ある液体を送る回路で確率を計算しよう。
例えば、自動車のガソリンはガソリンタンクから電動ポンプで回路に送られている。このポンプが故障すると当然エンストする。電動ポンプが故障する確率が仮に1万分の1としよう。安全のため2個ポンプを回路につけておくと、この回路が故障する確率は劇的に低くなる。すなわち、2個とも故障する確率は1万×1万分の1、すなわち(えーーっと・・・)、1億分の1になるのだ。

このように、2重の事故防護対策は事故発生率を二乗に比例して減少させる。
外柵の中にある吸水パイプ口に、もうひとつ格子のフィルターが組んであれば、外柵が外れても回路の中までは吸い込まれなかったはずだと考えられる。
さらに、緊急停止ボタン装置や吸入圧が高まった時に減圧する側副回路を設けておけば、より完全に近い事故防護対策といえるだろう。

今回の事故は、ジェットバスで髪を引っ張られて亡くなった事例、プールの排水溝に引っ張られて亡くなった事例など、よく似た状況で起こった事故から何も学ばないために起こった事件である。

少子化対策が叫ばれる昨今、亡くならずに済んだ子どもたちを救うことが社会の責任と考える。産婦人科医や小児科医はその権利を主張できない子どもたちの代弁者として立ち上がるべきで、受身の医療だけを行って傍観していることは許されない。予防医学こそ大切なのである。


追)日本社会は事故は絶対起こしてはならないと考え、西欧社会は事故は起こりうるので予防策を考える。日本では子どもの事故死の約3人に一人が、適切な予防策が講じられていたならば亡くならずに済んだと統計がある・・・。今回はその典型であろう。
ご冥福をお祈りします。
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by Dr_M_Itoh | 2006-08-10 18:21 | 子どもの事故 | Comments(0)

子どもの安全   

2006年 01月 16日

危険なおもちゃ:誤飲の恐れや異臭に注意を、と国民生活センターが呼びかけた。

 玩具売り場には、カラフルで面白そうな多種多様なおもちゃが並ぶ。ところが、国民生活センターが調査したところ、子どもがのどに詰まらせる危険性があったり化学物質の異臭がしたりする製品が何種類も見つかった。購入する際には、安全性を第一に考えて選びたい。

 同センターに寄せられた危害情報のうち、玩具に関するものはこの5年間で1820件寄せられている。「9カ月の子どもがおしゃぶりを全部口へ押し込み、のどの奥に詰まらせた」「積み木を口に入れたままうつぶせになり、口の中にけがをした」といった事例があったため、口に入れる可能性の高い玩具の安全性を調査した。

 調査対象は18カ月未満の乳幼児用の玩具で、ガラガラや歯固めなど33銘柄。日本玩具協会の安全基準と試験方法を参考に、子どもの口腔(こうくう)内のサイズを模した検査用器具に通したところ、3分の1に当たる11銘柄が通過または器具から突き出て、実際に口に入れると、のどに詰まらせたり傷つけたりしてしまう可能性があると分かった。同センターは「子どもが遊んでいる時は目を離さないように」と呼びかけている。

 一方、塗料で着色された積み木など木製玩具の中に、揮発性有機化合物(VOC)のトルエンやキシレンが放散されるものがあることも分かった。

 同センターに寄せられた情報の中には「袋詰めの積み木を購入し開封したら異臭がして、子どもが気持ち悪くなった」「積み木が変なにおいがして目がちかちかする」などの苦情があった。

 塗料で着色された0~3歳児向けの木製玩具14銘柄を一定量の空気と共に密封し、24時間たってその空気を分析したところ、7銘柄から塗料の溶剤として使われるトルエンやキシレン、エチルベンゼンが検出された。これらは男女14人によるモニターテストでも、においが強く、不快度が高かった。

 玩具からのVOCの放散については、基準がない。経済産業省製造産業局日用品室は「対策として何ができるのか、業界と相談していきたい」と話す。同センターはメーカー団体の日本玩具協会に、放散をできるだけ低減するよう要望した。

毎日新聞 2006年1月13日 東京朝刊から
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by Dr_M_Itoh | 2006-01-16 17:29 | 子どもの事故 | Comments(0)

チャイルドシート完璧マニュアル  100万部発行   

2005年 05月 14日

チャイルドシートの法制化を機に、私たちがリクルート出版から発行した「チャイルドシート完璧マニュアル」は100万部以上印刷され、保健、交通行政機関やトヨタをはじめとする各自動車メーカーを通じて全国のいたるところに配布されました。
その冒頭に以下の文章を載せました。


『社会の原動力は「子ども」にあるといえましょう。
いつの世も大人たちは「子ども」の未来に夢を託し、励まされながら生きてきました。しかし、21世紀を迎えようとしているいま、少子化が深刻な問題になってきています。
年々その数が減ってゆく「子ども」たちのために我々に何ができるか?
現在世界中で、多くの子どもたちの命や健康が失われていますが、
先進国においては、その原因の1位は飢餓や病気ではなく、不慮の事故なのです。
すなわち、「子ども」を事故から守ることは、私たちの社会の「未来」を創ることにほかならないのです。』



こうした理念は、法制化が成ったあとの今も、伊藤病院の後輩ママに引き継がれています。
そして、伊藤病院の診療理念である「安全」の根本思想にも強い影響を与えています。

当院のHPにドロシー・ローノルト女史「子どもが育つ魔法の言葉」が登場するのも、子どもの安全を標榜する当院のポリシーに彼女が応えてくださったものです。
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by Dr_M_Itoh | 2005-05-14 23:09 | 子どもの事故 | Comments(0)