お産の疲れが取れないまま、7月14日~16日まで宝塚で日本産婦人科内視鏡学会があり、スタッフとして参加してきました。認定医制度が発足して3年目を迎え、若手先生方は認定医取得のための論文や学会発表のノルマを克服すべく発表演題が増え、年々盛大になってきているのを実感しました。
また、今年も新しい認定医が認定されました。外科も泌尿器領域も認定医合格率は60%前後と記憶していますが、婦人科も同じような合格率でした。私も認定審査をお手伝いしていますが、審査委員たちの意見は「認定医の人数を増やしての普及は勿論大切だが、患者さんに安全で責任のある手術が提供できる医師を厳選していこう」というものでした。
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私は、運営スタッフ(ボランテイア)であることや、審査委員会、評議員会、座長などのノルマがあり、会場の宝塚ホテル内に会期中は缶詰でした。もっとも、スタッフとは名ばかりで、勝手に自分の興味ある会場に行って発表を聞いておりました。「会長の伊熊先生、スタッフの仕事をせず、すみませんでした・・・。」
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今年は、若い先生方が積極的に発表するようになったことが印象的でした。今回の会長である伊熊先生、そして東大の堤先生や私などが、初めて手術的腹腔鏡を学会発表してから、すでに15年以上の月日が流れていました。・・・感激。